六甲全山縦走(須磨浦公園~旗振山~馬の背~高取山)

【兵庫県・神戸市 2023.2.22】
兵庫県の南東部、神戸市須磨区から宝塚市まで六甲山系の峰々をつたい歩く、六甲全山縦走路があります。昨年12月には、東端の宝塚駅から六甲山最高部にちかい一軒茶屋をへて有馬温泉にくだるルートを歩きました。
今回は逆に西端の須磨浦公園から出発して、東へ向かって歩いてみたいと思います。

六甲全山縦走路のマップはネットでもいろいろ見れますが、下の YamaReco のものがシンプルかつ詳細です。
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/showmap.php?plid=728985

須磨浦公園~旗振山

須磨浦公園は源平合戦の戦場になった地です
公園内の整備された道をあるく
左の車道でも登れますが、階段を上がります

今日はJR須磨駅で下車し、15分ほど歩きましたが、山陽電車の須磨浦公園駅だと、縦走路の登り口が目の前です。

展望台に到着 / ここまではロープウェイでも上がれる
旗振山より瀬戸内海をみる / 淡路島、明石海峡大橋

鉄拐山~栂尾山

山道に入ると間もなく
鉄拐山(てっかいさん)に着きます
その先には、おらが茶屋

六甲全山縦走路は、おおむね低山歩きですが、歩く道の大半はアップダウンの繰り返しなので、けっこう体力を使います。
また夏場は低山ゆえに暑く、日差しを遮る樹林帯も少ないので到底山歩きには向きません。ですから積雪もほぼないので冬が最適期で、今日も平日にもかかわらずそこそこの人出です。

この階段を一気に下ります
一般道路をあるいて街を抜けます
このルートの名物ともいえる400段上り
きついけれど、振り返ると瀬戸内海が
ふたたび山道に入ります
神戸から大阪方面をのぞむ

馬の背

ここで「馬の背」と呼ばれる岩場を越えます
このアングルだと、2000m級の絶壁に挑むかのよう
以前は難なく歩ける遊歩道レベルでしたが、
昨今の大雨ですっかり道が崩れ、ずいぶんスリリングでした

妙法寺~高取山

ここでいったん市街地に出ます

山歩きに慣れていなければ、ここまででも十分に堪能できるだけでなく、けっこうな運動にもなるはずです。
ここからすこし歩いたところに神戸地下鉄の「妙法寺駅」があるので、今日のところはここまでということにしても良いのではないでしょうか。
ちなみに須磨浦公園の登り始めからここまで、3時間、1万3千歩ほど歩いています。

みたび山道に入ります/ 「イノシシ出没」の注意板多数あり
イノシシはいませんでしたが、ネコがいました
高取山山頂にある、高取神社
神戸の街と瀬戸内海をのぞむ

高取山をくだり、縦走路をはなれて長田の街にむかいました。

途中にある、長田神社
本殿 / 長田神社は創祀1800年の長い歴史をもつ

【アクセス】JR須磨駅~須磨浦公園~旗振山~栂尾山~横尾山~馬の背~高取山~長田神社~高速長田駅 24,000歩
【満足度】★★★★☆