有馬は関西の避暑地(?)、有馬三山に登る

【兵庫県・神戸市 2023.8.6】
有馬はいうまでもなく関西有数の温泉地ですが、六甲山の中腹、標高400mほどにあり、六甲山をふきぬける風の影響もあって、夏場は大阪、京都などにくらべて体感温度は5度ほども低く感じられます。
猛暑日がつづき、若くもない身体には暑さが熱さとなってみしみしとこたえますが、一週間も出かけずにいるとこれはこれで気分的に鬱屈してくるので、とりあえずは有馬温泉までゆき、あとは現地で考えることにします。

この山登りに関心のある方は、YAMAPで山道の状況などをご確認ください。

有馬温泉

阪急夙川駅から乗ったバスは、およそ1時間で有馬温泉の入口にあたる太閤橋脇のバス停に着きます。
現在9時過ぎですが、やはり大阪市内よりはずっと暑さがゆるやかに感じられ、これなら楽しめるレベルで山歩きができそうです。

宿泊なしで温泉をつかえる「金の湯」、その前を抜ける
ロープウェイ有馬温泉駅前を過きて林道へ

紅葉谷ルートを上がる

林道から左の山道へ

有馬温泉(六甲山の北面)から六甲山系の尾根へと登る場合、もっとも一般的なのは魚屋路(ととやみち)ですが、この道はあまりにも平凡なので、紅葉谷を上がるルートを使います。

この道は谷道ですので、
おおかた渓流を横に見ながら歩きます
河原に出ました / ここはいつ来てもほとんど水なし
いかにも谷を歩いていることを実感できます
六甲山はどこであれ標識はしっかりあります
落石が多いですが、他には危険はありません
渓流をのぼる / このあたり涼しい
楽しい道ですが、石で足を滑らせないよう注意
冬に来ると、このあたりの雪景色はまた格別です
尾根筋が見えてきました

極楽茶屋跡から有馬三山へ、まず湯槽谷山

極楽茶屋跡 / 右から登ってきて左を下る
急坂を下ります
いったん鞍部までくだり、つづいて急坂を登る
湯槽谷山から眺望はほとんどない

灰形山

湯槽谷山からこの急坂を下る
逆ルートでこの道を上るのはつらそう
振り返ると、湯槽谷山がそびえる
灰形山からの眺望もこれくらい

落葉山

灰形山からの下りも、
急坂の上ずいぶん荒れていました
やっと視界が開けた / 落葉山(左)、有馬温泉
やせ尾根がつづくが、注意して歩けば大丈夫
落葉山の山頂には妙見寺がある
妙見寺を抜けたところで有馬温泉街を見渡せる

妙見寺からそこそこに整備された参道を下ると、まもなく有馬温泉街に出ます。その出たところが、いつも猿回しをやっている広場です。

【アクセス】阪急夙川駅 ➡(阪急バス)➡ 有馬温泉太閤橋バス停~温泉街~紅葉谷ルート~極楽茶屋跡~番匠屋畑尾根ルート~有馬三山(湯槽谷山~灰形山~落葉山)~温泉街~太閤橋バス停 ➡(阪急バス)➡ 阪急宝塚駅
【満足度】★★★☆☆

有馬三山は今回と逆ルートで落葉山 → 灰形山 → 湯槽谷山と登るのはけっこうきついと思います。

山登り,兵庫

Posted by 山さん