富士山を眺めるには最良か、箱根外輪山・金時山に登る
【神奈川県・箱根町 2025.1.10】
箱根山は外輪山をもつ巨大な火山ですが、その外輪山の最北部に位置するのが金時山です。すなわち箱根山群のなかでは富士山にもっとも近い位置にあり、かつ富士山の裾までさえぎる山のない絶好の眺望を楽しめます。
それだけに人気の山でさぞかし登山客も多いのかと覚悟していたのですが、ネットで調べたところ2023年の統計で年間7.9万人ほど。平日の登山であれば1日せいぜい200人といったところでしょうか、これなら静かな山登りを楽しめそうです。
樹林の中をのぼる

金時山の標高は1212mありますが、箱根湯本駅からバスで30分弱の仙石バス停は標高651m。
高低差でいえば561mですから、最近めだって体力の落ちてきた自分にとっては適度な山登りといえます。




篠竹の中をのぼる








山頂から乙女峠へ










下山


乙女峠から乙女口バス停までは30分ほどの下りですが、バス便が極めて少ないためさらに30分歩いて出発地点の仙石バス停まで行きました。
このルートを歩くのであれば、ここで紹介したのとおなじ進路ですすむことをお薦めします。
樹林の下から突然に篠竹の高原に飛び出し、山頂に着くといきなり富士山が眼前に見わたせ、その劇的な変化に終始興奮がさめません。
【アクセス】箱根湯本駅→箱根登山バス・仙石バス停~明神ヶ岳分岐~山頂~長尾山~乙女峠~乙女口バス停~仙石バス停 / 14,000歩、3h40m
【満足度】★★★★★