額井岳・戒場山はバテ気味の高齢者でも登れるぜ
【奈良県・宇陀市 2026.2.1】
昨年春ごろから山登りや長い階段上りのさいに息切れがひどく、秋には左胸が苦しくなるまでに悪化したので昨年末から精密検査をうけていました。
血液検査にはじまって、心電図、心エコー、年が明けてから心臓CT検査。
結果はというと、血液検査によりコレステロール値がずいぶん高いことが問題視されたぐらいで、心臓そのものにはまったくトラブルなし。すでに亡くなった母が70歳のときに狭心症で倒れてそれいらい心臓ペースメーカーを使っていたので、ありがたくない方の遺伝で母の年齢より早めにペースメーカーのお世話になるのかと危惧していたのですが、心臓に問題なしの医者からの言葉には胸をなでおろしました。
ちなみにコレステロール値も薬の力だけでなく食生活の改善の効果もあっていまは正常値に戻っています。
もっとも年が明けてからも、山寺や山城に上がるとなると息切れがひどく、時に左胸が痛くなるのはかわりません。
それでも心臓の状態に不安を抱いていた時期は万一のことがあってはと山登りを中止することもあったのですが、心臓に問題なしとわかれば休み休み登れば途中で倒れることもなかろうと安心はできます。
ということで昨年10月以来の山登りに出かけます。
選んだのは奈良県の北中部にある額井岳と戒場山。
額井岳は標高812メートルと高さはさほどでないものの標高300メートル台の麓から一気に標高を上げ、さらにサガヒラ山、戒場峠とアップダウンしながら標高737メートルの戒場山へ。これだと「しんどさ初級から中級」といったところでしょうか。いまの「登山体力」を測るのに適当な山と考えました。
榛原駅~十八神社




額井岳





休み休み登っていましたがこのあたりから息切れがひどくなり、あらい呼吸をするので冷たい空気が大量に気管を通るためか何度も咳き込んでしまい、ここで「しんどさMAX」に達しました。
対策としてまず冷たい空気を直接吸いこまないようマスクをし、マスク越しでも息切れがしないよう這うようなペースで歩きました。



案内板があり以前はすばらしい風景が見られたのでしょうが、いまは前面に生い茂る木立におおわれ眺望ゼロ
サガヒラ山~戒場峠


「一気」と書きましたがそれは習慣的な表現で、私はしばしば足を止めたので「十気」とでもいうべき


「まもなく」も本音としては「やっとこさ」
戒場山



戒長寺~山部赤人の墓




ゆっくり、しかも休み休み歩いたので榛原駅からの往復で6時間すこし掛かりましたが、なんとか踏破できました。途中あまりにしんどくて一度は中止しようかと迷いもしたのですが、ここでやめると二度と登山はしないだろうと思いなんとか踏ん張り、踏ん張った甲斐あってまたぞろ山登りに挑めそうです。
年齢を重ねるとやりたいことも次第にできなくなってきて、生きてゆくうえでの自分の世界が徐々に狭く小さくなってゆくように感じます。それが他人から見れば、老け込むということなのでしょう。
老けこまないようにするためには、ときどきはみずからヨイショと踏ん張ることも大切かもしれません。
なにはともあれ、年齢がいくつになってもまだまだ人生楽しみましょう。
【アクセス】近鉄榛原駅~十八神社~額井岳~サガヒラ山~戒場峠~戒場山~戒長寺~山部赤人の墓~榛原駅 / 24000歩、6時間10分(通常なら4時間半~5時間で歩けます)
【満足度】★★★★☆






