明智光秀も詣でた愛宕神社へ参る
【京都市・右京区 2022.1.2】
京都市・嵐山の北にそびえる愛宕山。その山頂に鎮座する愛宕神社へ向かいます。
愛宕神社へ
明智越えから明神峠を経ての登山道は、なんとまあ、こんな雪道になりました。
JR亀岡駅から歩きはじめて4時間、愛宕山山頂(正確には山頂ではないので、ほぼ山頂)の愛宕神社に到着しました。
山門へ
まずはこの階段のぼりからはじめます。
亀岡駅からずっと雪のつもった山道を上がってきたのでいい加減脚が疲れており、正直なところこの階段はきつい。
横写しの写真よりも縦の写真の方が、きつさが伝わってくるかと思います。
なぜ神社なのに山門があるかというと、神仏習合の時代には愛宕権現を祀る「白雲寺」として存在していました。
社殿・本殿
ここ京都愛宕山の愛宕神社は、全国に約900ある愛宕神社の総本社ですが、山頂という場所ゆえか意外に小さいんです。
火の神をまつる京都の霊山
https://thegate12.com/jp/article/367
ここ愛宕神社は日本の神々の先祖にあたる、イザナミノミコト(伊弉冉尊)ほか五祭神を祀っていますが、若宮に火の神であるカグツチノミコト(加具土命)を祀っていることから火除けのご利益で親しまれています。
また勝軍地蔵菩薩が本殿に祀られていることからむかし戦国武将が戦勝祈願に訪れたそうです。
明智光秀も本能寺の変のまえにここを訪れ、連歌の会を催し、みずから「ときは今 あめの下しる 五月かな」と事変を予兆させるかのような発句を詠んだのは有名な史実です。
明智光秀と愛宕神社
https://www.kameokacci.or.jp/akechikamemaru/mitsuhide/mitsuhide1.html
愛宕百韻で、光秀は本能寺の変を予告したのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/watanabedaimon/20210210-00221808
参道を下る
この階段は雪がおおかた凍っていて、とにかく滑りやすくて危険でした。
間もなく日が暮れそうなので、この雪をかぶった階段道を駆け下りました。
【アクセス】明智越えルートを通ると、JR亀岡駅から徒歩約4~5時間
【拝観料】必要なし
【満足度】★★★☆☆