秀吉も愛した有馬温泉の地をあるく

【兵庫県・神戸市 2022.1.22】
六甲山の北面ふところに抱かれるかのようにある有馬温泉。
神話のなかにも登場し、確実な記録としては1500年ほども前に僧・行基が隆興につとめたと残されている由緒ある温泉地です。
「裏六甲」と呼ばれる六甲山北面の登山の際にはその入り口にもなります。
今日は裏六甲の氷瀑を見に行きますので、登山にかかる前にまずは有馬温泉を歩いてみたいと思います。

有馬温泉

有馬温泉駅をおりて最初に目に入るのがこの風景です。
いまは工事をしていますが、有馬川の谷部分が公園になっていて、真ん中をながれる小川は温泉水が流入するため温かいです。

秀吉の像

最初の写真を撮ったのが「太閤橋」からで、その橋のそばに秀吉の像(茶人・太閤像)があります。

有馬温泉と秀吉
http://alimali.jp/2016/12/09/hideyoshi-arimaonsen/

すこし歩くと「ねねの橋」が見えてきます。
たもとには「ねねの像」
金の湯

泊り客でなくても誰でも入れる「金の湯」。いわゆる外湯です。
ほかにも「銀の湯」があります。

有馬温泉の泉質と効能
https://www.yukoyuko.net/yukotabi/archive/wu35329

温泉寺

温泉寺

温泉寺の本尊は言うまでもなく薬師如来ですが、ほかにも有馬温泉を見出し発展させた行基と、その後の衰退からの復興に尽力した仁西上人、各々の像が祀られています。


有馬温泉の歴史
http://www.arima-onsen.com/history.html

有馬稲荷神社

有馬稲荷神社
有馬稲荷神社の長い階段
かんぽの宿

有馬温泉の街中をずっと上まで上がってくると、かんぽの宿があります。
ここの大浴場も泊り客でなくても利用でき、入浴料は500円と格安。混んでいないので(すくなくともいままでに混んでいたことはない)のんびり有馬の湯につかれます。
瀬戸内側(南側)から六甲山にとりつきこちら側へ下りてきた時にはいつもここで温泉に入って帰るのですが、今回は素通りします。

登山口

かんぽの宿のむかってすぐ先に登山口があります。
それでは山へ入って行きます。

【アクセス】神戸電鉄・有馬温泉駅より。 ほかにも大阪・神戸などからバス便あり
【料金】温泉に入らないのであれば不要
【満足度】★★☆☆☆ 有馬温泉は温泉を楽しむところであって、観光見物にはむきません。