アジサイを見ようと生駒山にのぼる

【大阪府・東大阪市 2023.6.29】
生駒山系は北から南へ大阪府と奈良県の境をなしていますが、その大阪側すなわち西面には「大阪府民の森」で総称されるいくつもの自然園地がならび連なっています。
そのなかで「ぬかた園地」とよばれるところは25000本のアジサイが植えられ、シーズンになると山の中に忽然とアジサイが咲き誇る異世界をつくりだします。
今日は曇天で日差しも強くない上に雨も降らないようなので、久しぶりに生駒山を登りにゆきます。

近鉄石切駅から石切場跡へ

ここから左の山道にはいる

生駒山の登山道はガイドブックやサイトで紹介されているだけでも20や30はあります。
ほかにも脇道のようなものも含めれば、「とてもたくさんある」としか言えません。

今日は大阪城の石垣につかう石を切り出した「石切場跡」を見てみたいので、近鉄石切駅からスタートします。

昨日までの雨で全体が濡れており、湿度が高い
まだ朝9時前で気温は高くないが、
湿度がほぼ100%のような状態で、
歩くにしたがい汗が噴き出してくる
ここが石切場跡

すでに木々が茂り、石切場だったのやら元々岩肌がむき出しの崖だったのやら、よくわからない状態でした。

生駒山縦走路

ひょっこり山並みが見えました
生駒山縦走路と合流したあたりから
風が吹き抜けるようになり
すっかり快適に歩けるようになりました
道端に野生のアジサイが咲いています
そしてぬかた園地に到着

ぬかた園地でアジサイを楽しむ

ヤマアジサイ(?)
ヤマアジサイと思いますが、品種は不明
ヤマアジサイ
クレナイ(紅)という品種だそうです

生駒山頂へ

ぬかた園地を出て丸太階段道をのぼる

生駒山系へはたびたび歩きに来ていますが、生駒山頂へはもうかれこれ5年だか10年だか上がっていないので、久久振りに山頂へ向かいます。

生駒山頂は全体がショボい遊園地になっています
冗談ではなく、これが山頂

さっさと下山しよう

おもしろみのない道を下る

いつも生駒山頂まで上がらないのは、このような事情によります。
あのショボい遊園地を見るたびに、自然破壊をしてまでわざわざ造ったものがこれかと思うと、情けなくなります。
なおまったく人がいませんでしたが、本日木曜日は休園日ゆえで、他の日は – – – 少しぐらいは人出があるのでしょうか。

長尾の滝への分岐

山頂からはタタラ山、枚岡公園をへて額田駅に向かう道を下っていたのですが、あまりにも道そのものが面白くないので、途中で長尾の滝のそばを通るルートに変更します。

ここはほとんど紹介されていない道です
大阪平野が一部ですが見えました
空気に森林の香りがします
赤いテープの案内はありがたいが、多すぎないか?

長尾の滝

天龍院

長尾の滝とは、天龍院なる修験寺にある神聖な滝でした。

山道ではなく、参道にあたる道

ひょっこり祠や地蔵が路傍にあらわれる道をひたすらくだって額田駅へ。

【アクセス】近鉄石切駅~石切場跡~生駒山縦走路~ぬかた園地(アジサイ園)~生駒山頂~長尾の滝~近鉄額田駅
【満足度】★★★☆☆

山登り,大阪

Posted by 山さん