明智光秀が築いた丹波亀山城をたずねる 

【京都・亀岡市 2022.1.2】
明智光秀が近江坂本につづいて織田信長から拝領した丹波の国、その統治のための拠点として築いたのが亀山城です。

亀山城址へ

JR亀岡駅前

JR亀岡駅の改札を出ると、その先に亀山城址の杜の茂みが見えます。

明智光秀ブロンズ像

近付いてゆくと、「明智光秀公像」がありました。
以前きた時にはなかったのですが、しらべてみると令和元年建立とのこと。

後方の茂みは亀山城址です。

明智光秀と丹波亀山城
https://www.kameoka.info/mitsuhide/kameyama-castle.php

濠の跡

濠の跡が池になって残っています。

一般道に沿ってのこる石垣

かつての亀山城の、もっとも外側にあたる石垣ではないでしょうか。

亀山城址内

宗教法人・大本

現在この亀山城は宗教法人・大本が管理しています。
というか、廃城となり荒れ果てていた亀山城の敷地をそっくり「大本」が買い取り、整備して自らの活動の場としているようです。

亀山城を見学の際には、先にこの社務所(?)で入場料(拝観料)300円を払って、あとは自由に見学することになります。

亀山城・石垣
亀山城・石垣

城内にはたいへんきれいな状態で石垣が保存されています。
もっとも石積みがあまりに整いすぎているので、明智光秀の時代のものではありません。
この亀山城は明智光秀のあと、羽柴(豊臣)秀吉がその存在を重視し家臣を城主として入れた一時期もありますが、さらに江戸時代になって徳川家康の命で、築城の名手といわれた藤堂高虎が中心になって大修築したそうです。

亀山城の石垣
https://kojodan.jp/castle/193/memo/1202.html

案内板

宗教法人の私有地ゆえ「神苑案内図」となっています。

ところで亀山城が敷地ごと宗教法人の所有になったこと自体がよいのか悪いのかは別にして、さずがに管理は行き届いており、新年早々気持ちよく見学できました。

丹波亀山城址と大本教の歴史
https://kyotofukoh.jp/report979.html

【アクセス】JR亀岡駅より徒歩10分
【入城料】300円 宗教法人のため「拝観料」とよぶ
【満足度】★★★☆☆