その名ほどには厳めしくない兜岳と鎧岳
【奈良県・曽爾村 2024.10.14】
室生山地を訪れるのは、昨秋ススキがひろがる風景を曽爾高原に見にきて以来ですからちょうど1年ぶりということになります。
今回はその曽爾高原も東に望むことのできる兜岳と鎧岳に登ります。その名からしてなんとも勇ましいというか、厳めしくさえあるのですが、室生山地にそびえる山々はおおむね標高1000ⅿ前後、またバス停は標高400ⅿ前後の谷間沿いにあり、さらにバス停から車道をのんびり歩いて登山口まで行くとそこは標高600ⅿ前後。
すなわちマイカーをつかった場合にもこの登山口までは行けるので、山道登りは標高差にして300~400ⅿ程度ということになります。
兜岳へ
案内板には「ハイキングコース」とあります。
この登山口が標高648ⅿ、兜岳山頂が894mゆえ246ⅿ上がるだけですからたしかにハイキングと言えなくもないですが。- – – 実は上り坂がけっこうキツイ。
案内板の下に「これより先、急斜面、注意」とはっきり書いています。
「ハイキングコース」でないのか?とここで躊躇しても時すでに遅し、ということであと0.5kmのことですから頑張って歩きましょう。
兜岳から鎧岳へ
鎧岳山頂は樹林に囲まれ眺望はありませんので休憩なしで下ることにします。
下山ルートですがこのまま東へと進んで新宅本店前バス停へとむかうのが一般的なのでしょうが、その道は(逆ルートで)歩いたことがあるので、今日はいったん来た道をもどり、兜岳と鎧岳のあいだを下ってゆくことにします。
下山
【アクセス】近鉄名張駅→(三重交通バス)→曽爾横輪バス停~ハイキングコース登山口~兜岳~峰坂峠~鎧岳~登山口~葛バス停→近鉄名張駅 / 15000歩、3時間20分
【満足度】★★★★☆