住吉大社から大鳥大社まで歩いてみた。
【A-33】大阪市・住吉大社→堺港→堺市・大鳥大社(2022.6.26)
今日は大阪市最南部にある住吉大社から、市境をこえて堺市の大鳥大社まで歩いてみます。
大阪メトロ・北加賀屋駅で下車し、住吉大社へ向かう途中、住吉高燈篭に寄ってみました。
そもそもは住吉大社の常夜灯として立てられ、江戸時代になってからは、このあたりまで海岸線が迫っていたため灯台の代役として使われていたそうです。
当時のものは解体されたようですが、その後外形をそのまま保ってコンクリート造りとして復活させたとか。
隣接する住吉公園をぬけます。
境内にはいるとすぐに反り橋をわたります。
反り橋を横からみると、こんな景色です。
この住吉大社は、全国にある住吉神社の総本社になります。
社殿はいわゆる拝殿が存在せず、むき出しで(?) 本宮(本殿)が4棟、まず左右にふたつ、その奥、さらにその奥にひとつずつ並んでいます。
住吉大社は多くの参拝客で賑わっていましたが、参拝者の列があるのは第一本宮の前だけです。
おなじ境内でも、本宮からはなれた摂社(別宮)へくると、ご覧のように誰もいません。
摂社である楠桾社(なんくんしゃ)のまえに、この見事なご神木はあります。
境内を出て、100mも歩かないうちに、摂社の浅澤社につきます。
さらに進むと、大歳社につきます。
ここは住吉さんのなかでも人気スポットです。
「おもかる石」とは願いが叶うかかなわないかを占う霊石で、まず持ち上げてみて重さを確認し、つぎに石に触れたまま願い事をし、もう一度持ち上げてみて、二度目の方が軽く感じたなら願いが叶う、ということです。
住吉大社をあとにし、1kmほど南へあるき、大和川をわたると堺市に入ります。
堺市街は今回は歩きません。
港方向へ向かってみたいと思います。
旧堺港一帯は整備されて公園のようになっていました。
車道は暑いのでいったん公園にはいります。
アスファルトの路面が土に代わるだけでぐっと涼しくなりました。
(旧)浜寺公園駅は1907年に建てられた木造駅舎です。
現在はギャラリーやカフェとして使われています。
浜寺公園駅からもうすこし南下し、高石市に入りました。
ここ高石市には羽衣という名の地域があり、そこからマンホールの図柄に天女が採用されています。
このカラーのマンホールは南海電車・羽衣駅、隣接するJR東羽衣駅周辺にあります。
ふたたび堺市にもどり、最後の目的地・大鳥大社へ向かいます。
日本武尊とかいてヤマトタケルと読みます。
格闘家ではありません、日本書紀などにも登場する伝説上の人物です。
ここ大鳥大社は日本武尊を祀る由緒ある社です。
大鳥大社は知名度もひくく、訪れる人もあまりいない神社ですが、しずかにお参りするにはたいへん良いところだと思います。
【アクセス】大阪メトロ北加賀屋駅から JR津久野駅まで歩く 28000歩
【満足度】★★★☆☆