モミジの永観堂へ、ライトアップを見に行く

【京都市・左京区 2022.11.21】
今秋は前々回の高取城と前回の醍醐寺と、紅葉狩りを堪能してきたので、今日は趣向をかえて紅葉のライトアップを見に行くことにしました。
めざすは、むかしから「秋はモミジの」とまで言われてきた、紅葉のメッカ(?)京都・東山の永観堂です。
京都の人気紅葉スポットでは毎年トップ争いの常連で(対抗は東福寺、清水寺)、関西全域にひろげても常に上位(トップは常に滋賀・高島市のメタセコイア並木)に入っている超有名なところですので、いかにもミーハーな選択ではありますが、そこは「秋はモミジの永観堂」ということで、ホイホイと出かけます。
なお京都・東山の永観堂と書きましたが、永観堂は東山区には属さず、その北の左京区にあります。しかし平安神宮や銀閣寺もふくめ比叡山より南は東山界隈と呼ばれており、いわゆる「東山」と東山区は同じではないようです。

紫のマークが今回訪れた場所です。

モミジの永観堂へ

京セラ美術館

京都市美術館がリニューアルした際、ネーミングライツを京セラに売ったもので、京セラが運営する美術館ではありません。
ところでリニューアル後、来館者はいくらか増えたのでしょうが、京都市の負担は激増しているそうで、これも自治体破産もあり得るとウワサされる京都市にはアタマの痛いところでしょう。

総門

永観堂の正式名称は「(山号) 聖衆来迎山 (院号)無量寿院 (寺号) 禅林寺」です。
平安時代、空海(弘法大師)の高弟・真紹上人により都における真言宗の道場として建立されます。
それから2世紀ほどのち、当時住持だった永観(ヨウカンとよむ)が念仏をとなえる浄土宗に帰依したことから阿弥陀寺にかわります。
ですから開祖をたどれば空海上人(の高弟)であり、宗祖は法然上人ということになります。
なお永観(ようかん)にちなんで永観(えいかん)堂と通称されています。

伽藍

紅葉

阿弥陀堂への階段

阿弥陀堂への階段は
絶好の撮影スポットです

放生池

放生池と多宝塔
多宝塔をのぞむ

紅葉

南門

南門が出口になります
これをさいごに帰路につきます(20時15分)

なぜ樹木は紅葉するのか
https://www.shinrin-ringyou.com/topics/kouyou2.php

【アクセス】京阪三条駅から往復
【料金】永観堂・夜の特別拝観:600円 (境内の茶店は、抹茶、甘酒、団子各700円とちょっと高め)
【満足度】★★★★☆