山登り,兵庫

【兵庫県・姫路市 2022.1.16】姫路城を見たあとは、圓教寺のある書写山に東坂登山口から登ってみたいと思います。書写山は秀吉が播磨の国を攻め落してゆくうえで、軍師・黒田官兵衛の進言でその山上に陣をしいた山でもあります。 姫路城をあとにして 姫路城をあとにして 姫路城をあとにして書写山まで歩きます。7kmほどの行程ですので1時間少々と計算しています。楽しい道のりなら良いのですが。 こんな普通の道を歩いて行きます。前方に見えるのが書写山です。 夢前川をわたる 夢前川と書写山 書写山の全景が見えてきました。低山ですし(標高371m)山容を見たかぎりでもハイキング気分で登れそうです。 手前を流れるのは、「夢前(ゆめさき)川」というすてきな名前の川です。 なかなか素敵な「夢前川」の名の由来http://nyabecch.blog47.fc2.com/blog-entry-1527.html スサノオノミコトを主祭神とする八王子神社 東坂登山口 東坂登山口 東坂登山口に着きました。なんだか不気味な光景です。 バス停も人物もダミーです。なぜここにこんなものがあるのかまったく不明。 書写山の登山道はこんな感じで、 ハイキング気分で登れます。 「樫のきずな」 樫の木は生命力がつよいのか、あるいは妙な習性があるのか、このように枝が他の幹にひっつくとか、幹同志でくっついてしまうとか、山中でよく見かけます。 森林破壊がすすむと、やせた土地にも適応できる赤松が増えるそう。だから自然破壊のバロメーターになると書いているけど、だったら赤松の立場はないなあ。 砥石坂... Read More | Share it now!

山登り,京都

【京都・大山崎町 2022.1.3】明智光秀が突如謀反をおこし織田信長を討った本能寺の変。その報せをうけた羽柴(豊臣)秀吉は、当時敵陣と向き合っていた備中高松城から世にいう「中国大返し」でもって摂津まで駆けもどり、そして山崎の地で一気に明智軍と雌雄を決するため合戦に及びます。山崎の地の背後にあるのが天王山。その天王山に登ってみます。 登山口へ 踏切をわたって天王山へ 踏切の向こうに盛り上がっているのが天王山です。山というより、小高い丘レベルです。 宝積寺 天王山の麓にある宝積寺につきました。ここは打出と小槌を祀っていて「宝寺」の別名があるそうです。山崎の合戦に関する本を読んでいると、たびたび宝寺の名で登場します。縁起が良いからでしょう、初詣をかねたけっこうな人出でした。 秀吉と宝積寺https://www.oricon.co.jp/article/682746/ 天王山の登山口にあるオリジナルのマンホール蓋です。両方ともにおそらくは一点物。 いざ天王山へ 登山口の案内にも「ハイキング道」と紹介されていたぐらいで、整備された道を登ってゆきます。 天王山 ハイキングhttp://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/annai/kikakuzaisei/kannkou/kanko/machinokankosupotto/tenkawakemenotennozan/965.html 山崎の合戦場をのぞむ 途中に展望所があります。風景自体はわざわざ見るほどのものではないのですが、合戦時の両陣営の配置図と見比べながら遠望すると、違った楽しみ方もできます。 天王山を山崎側からのぼると、途中々々に秀吉の側から見た「本能寺の変」「山崎の合戦」「天下統一への道」がこのような解説版によって紹介されています。堺屋太一氏の作と記されていますが、氏の私見というよりも、秀吉を英雄にすることを前提につくったもののようです。 十七烈士の墓 山頂まで0.1kmの案内 山頂・山崎城跡 山崎城址 天王山山頂に到着しました。 秀吉は山崎の合戦を経験して、この天王山の地理的な重要性を認識し、ここに山崎城を築いたそうです。 明智光秀vs羽柴秀吉 そえぞれの山崎の合戦https://kyotolove.kyoto/I0000208 宝積寺のある南西から登りはじめ、北東方向へ下ることにします。 小倉神社 小倉神社につきました。大山崎から登る場合はまず宝積寺がありましたが、こちら側から登る場合はまずこの小倉神社を詣でることになります。 なお秀吉は、山崎の合戦に先立って家臣の片桐且元をつかわしてこの小倉神社で戦勝を祈願し、勝利したため毎年米三千俵を寄進したそうです。 【歩行距離】阪急大山崎駅→宝積寺→天王山→小倉神社→阪急長岡京駅 16,000歩【入場料】すべて必要なし【満足度】★★★☆☆ ... Read More | Share it now!

山登り,京都

【京都市北部 2022.1.2】亀岡市街より明智越えを文字通り「越えて」愛宕山にのぼってみます。愛宕山には過去3度のぼりましたが、明智越えをたどってゆくのははじめてです。 登山口へ SANGAのスタジアムがある JR亀岡駅から亀山城とは反対に、橋をわたって北へとむかいます。 大堰川 大きな川を渡ります。標識には「大堰川」と書いてありました。この川を船で下るのを「保津川下り」といいます。さらにずっと下って京都・嵐山あたりでは「桂川」になります。 明智越えへ向かって脇道にはいると雪が残っていました。 明智越え 明智越えスタート地点 明智越え ハイキングhttps://www.kameoka.info/course/standard/akechigoe.php 明智越えの道 明智光秀の軍勢13,000は信長急襲のため3隊にわかれて本能寺にむかい、そのうちの1隊がこの明智越えを通ったとも言われていますが、その事実はありません。なぜ明智越えといわれるかといえば、光秀が愛宕山の山頂にある愛宕神社に参詣する際にはこの道を通っていたからでしょうか(?) 明智光秀はどう動いたのかhttps://www.kk-bestsellers.com/articles/-/1366/ 進むにしたがい じょじょに雪量が増えてきます 明神峠への分岐点 「明智越え」はここから分岐して保津川峡方面へむかってゆきます。愛宕山山頂をダイレクトに目指したいので明神峠へとむかいます。 このあたりから雪が深くなってきました。 明神峠へ 雪がずいぶん深くなり歩きづらい 明神峠付近から愛宕山をのぞむ 愛宕山 登山https://yamap.com/mountains/69 明神峠でいったん車道に出ました。 愛宕山山頂へ 雪道をすすむ さらに雪道をすすむ 雪道を歩きながら 雪道をすすむ... Read More | Share it now!