【奈良県・高取町 2022.11.12】「巽高取雪かとみれば... Read More | Share it now!
奈良斑鳩でコスモスを楽しむ
【奈良県・生駒郡斑鳩町 2022.10.23】斑鳩(いかるが)とは、もとは聖徳太子(厩戸皇子)がこの地に宮を建て(その宮が斑鳩宮とよばれる)、さらに周辺に法隆寺、法起寺、中宮寺を創建したことから一時は日本(大和)の政治の中心地となります。聖徳太子が没して後、その子・山背大兄王(やましろのおおえのおう)が蘇我入鹿(そがのいるか)に襲撃され後に自害することでこの地も没落してゆきますが、聖徳太子ゆかりの寺が残っていることから多くの人々(信仰者と観光客)が訪れる土地として伝わっています。秋には中宮寺跡地はコスモス畑となり、また法起寺は三重塔を背景にして絶好のコスモスの撮影スポットになるため、今日は久しぶりに斑鳩を歩きに行きます。 紫色のマークが今回訪れた場所です。 小泉神社 小泉神社・鳥居 鳥居の奥に、城門? 城門をくぐると神社(拝殿など)がある JR大和小泉駅で降りたので、小泉神社に寄って行きます。ここはたいへん珍しい神社で、鳥居をくぐるとその奥に城門があります。室町時代に、このあたりの豪族・小泉氏が神社の敷地内に陣屋を構えたゆえだそうです。 法起寺 農道をあるく 斑鳩は古都保存法の指定地のため、こんな道がのこっています。残念なのは、畑にブルーシートがわんさかあること。古都保存法の指定地にするのならば、補助金を出してせめて茶色とかグレーのシートを使うようにすれば、と思うのですが。 法起寺・三重塔 塀越しに 垣根越しに... Read More | Share it now!
有田へコスモスを見にゆくと蜜柑でいっぱいだった
【和歌山県・有田郡有田川町 2022.10.20】大阪から紀州路快速で和歌山駅へ、そこから紀勢線に乗り換えて30分ほどさらに南へむかうと有田(ありだ)に着きます。ここは日本有数のみかんの産地ですが、有田川が瀬戸内海にながれこむ風光明媚な土地でもあります。西側(海側)が有田市、東側(山側)が有田郡にわかれますが、有田郡の山の斜面にはみかん畑がひろがり、また山頂付近には風力発電の風車がならび、そして「鷲ヶ峰コスモスパーク」があります。鷲ヶ峰コスモスパークは咲き誇るコスモスの規模こそ大がかりではありませんが、山頂からコスモス畑越しに瀬戸内海や紀州の山並みを望める絶好のビューポイントがあります。しかも今はみかんの出荷時期でもあるので、色づいた蜜柑がたわわに生っている光景も見られるはずです。 紫色のマークが今回訪れた場所です。 駅から山へ 一般道にもみかん畑がつづく 山の麓も、山の斜面もみかん畑 山道に入りました JR藤並駅を出てから山の入り口まで5kmほど歩いてきましたが、その間ずっとみかん畑が続いています。みかんの産地とはいえ、驚きの光景です。 山をのぼる ずいぶん上がってきました 中央の山頂に見える建物が目指す先です どこまでも拡がるみかん畑 観光客用につくられた広い道に合流しました 鷲ヶ峰コスモスパーク コスモスパークに到着しました。 藤並駅から距離にしておよそ10km、標高586mの山頂に2時間半ほどで到着しました。 瀬戸内海をのぞむ 前方に、黄色いコスモスもある コスモスと瀬戸内海の眺望 黄色いコスモス コスモスパークの建物内には、トイレと飲み物の自動販売機があるだけなので、ゆっくりくつろぐこともできません。初夏のツツジと秋のコスモスだけでは人が訪れる時期も限られており、レストランや茶店を出すわけにもいかないのでしょう、せっかく立派な建物があるのに残念です。小一時間居ましたが、退屈してきたので帰ることにします。 帰路 ススキと 下りるまでもなく、コスモス畑を出たところにススキが群生していました。コスモスを撮ったのと同じアングルで写真に収めてみましたが、これはこれで良いです。 山を下り、有田川をわたる セイタカアワダチソウが空き地いっぱいに 【アクセス】JR藤並駅から徒歩で往復、29,000歩【入場料】無料【満足度】★★★☆☆ ... Read More | Share it now!
京都・善峯寺へ紫陽花を見にゆく
【京都市西京区 2022.6.18】今日は京都市の西の端(西京区大原野)にある善峯寺(よしみねでら)へ紫陽花を見に行きます。阪急電車・東向日駅で下車、駅前からおよそ1時間に1本あるバスで北の山間部へと向かいます。 バスは山中へと入ってきました。 バス停から緑濃い参道を上ります。 東門にたどり着きます。 バス停から東門へはそこそこの急坂を、そこそこ上ります。 山門 寺の境内へとはいる門(三門)は山でなくても山門と書くことがありますが、ここの三門はまさに山門です。麓から歩いてきたらずいぶんたいへんだと思います。 拝観料(入山料)... Read More | Share it now!
琵琶湖に浮かぶ竹生島 1時間ツアーのご案内
【滋賀県・琵琶湖北部 2022.4.9】今日は午前中に琵琶湖にうかぶ竹生島をたずね、そのあと長浜へわたって長浜城の満開の桜を見にゆくつもりです。竹生島へは観光船で行くことになりますが、以下の4通りの船便があります。(1)近江今津... Read More | Share it now!
秀吉出世の地・長浜へ満開の桜を見にゆく
【滋賀県・長浜市 2022.4.9】秀吉は出自もたしかでない下賤の出ですが、織田信長に出会い、その人物に惚れこむことで草履とりから侍、侍大将から家臣へと破格の出世をつづけます。やがて近江の国を治めてきた浅井家を滅ぼすことに成功した秀吉は、この地を信長から授けられ、ついに12万石の城もち大名へと成りあがります。しかし秀吉がもっとも輝きながら躍動していたのはこの頃までではなかったでしょうか。明智光秀との出世競争、信長の死、そこから天下人へ。そのあたりの経緯には、なにやら怪しい印象が付きまといます。それはさておき、秀吉が躍動していた時期の、長浜の街を訪ねてみましょう。 長浜上陸 琵琶湖上より... Read More | Share it now!
紀の川にひろがる桃源郷へ、桃花を愛でにゆく
【和歌山県・紀の川市 2022.4.2】「桃源郷」とは中国の古い話で、漁師が船で桃の咲く林に迷い込み、その林を抜けたところで洞窟をみつけ、その洞窟を抜けると、災いも争いも飢えもない平和な土地にたどり着いたことから「桃源郷」=「理想郷」の言葉がうまれます。ですから理想郷には桃が咲きほこっていたというのではありません。そのことを考慮すると、桃畑に「桃源郷」をキャッチワードとするのはいくらか無理があるようにも思うのですが、それはさておき、和歌山県紀の川市が「桃源郷」とうたう、桃の聖地を訪ねてみます。本日は根来寺でサクラを愛でたあと、ひたすら歩いて紀の川の桃源郷へ向かいました。 紀の川へ向けて歩く 紀の川へ トンネルをぬけると... Read More | Share it now!
紀州根来寺に、訳あって満開直前の桜を見にゆく
【和歌山県・岩出市 2022.4.2】「日本さくら名所100選」なるものがあります。日本さくらの会という組織が選出したものだそうですが、まったくご当地への忖度なしに100名所を選んだとは言い切れません。しかし今まで多くの土地に(桜の)花見にいった内で、この100選に入っている名所でハズレはありませんでした。ですから近年は、花見の季節になるとまず「日本さくら名所100選」を参考にしています。さて今年は、和歌山県の根来寺と、滋賀県の豊公園(長浜城)をリストアップしました。「さくらの見頃情報」によると、今週末は、根来寺の桜は満開前、豊公園は三分咲き。来週末になると、根来寺はすでに週半ばに満開、豊公園はちょうど満開とのこと。そこで今週末に根来寺へ、来週末は豊公園へ桜を見にゆくことにしました。 バス停から根来寺へ 岩出図書館・前庭 JR和泉砂川駅からのバスを根来寺にもっとも近い岩出図書館前で下りると、この見事な桜並木が迎えてくれます。 ここから根来寺まで歩きますが、すぐそこと言う距離です。 根来寺・大門 根来寺大門をのぞむ 根来寺・大門 桜道をあるく 大門をくぐり、桜道を歩いて行きます 人出はあまり多くない 大門から本坊への道沿い じつに見事な桜風景です。青空でないのが残念。 光明殿 光明殿入口にあたる鐘楼門 光明殿は正式には「常光明真言殿」といいます。この根来寺を興した覚鑁(かくばん)上人を本尊としています。 鐘楼門から光明殿へ 光明殿境内... Read More | Share it now!
古史に思いをはせながら大和三山をまわって登る。
【奈良県・橿原市 2022.3.27】今日は大和三山を登って回るつもりですが、藤原宮跡地の菜の花が見頃との情報を得ましたので、まずは寄ってみます。 菜の花畑 藤原京跡地を利用した菜の花畑 ドーンと菜の花畑がひろがっています。 右側土手の桜はまだ三分咲きぐらいで、菜の花と桜の競演とはいきませんが、それにしてもこの一面真っ黄色というのも見事です。 菜の花畑、後方に畝傍山 飛鳥の里周辺の歴史的風土保護区にある三体の山を総称して大和三山とよびます。 いま菜の花畑の後方に見えている小山が畝傍山(うねびやま)です。ほかに天野香久山(あまのかぐやま)、耳成山(みみなしやま)をきょう一日でまわるつもりです。<最終的には時間不足で、畝傍山には行けませんでした> のどかな桜並木道 藤原京 藤原京・朱雀大路跡 藤原京跡... Read More | Share it now!
石清水八幡宮から、城南宮のしだれ梅を見にゆく
【京都府・八幡市~京都市伏見区 2022.3.12】石清水八幡宮のあとは、木津川をのぼって流れ橋を訪ね、そこから北へとあるいて京都市伏見区にある城南宮にしだれ梅を見にゆきます。 安居橋 安居橋 石清水八幡宮(男山)の裏参道を下ってくると、この安居橋(あんごばし)の手前に出てきました。この位置からみると歴史を感じさせる橋なのですが、階段をおりて川床から見上げると、橋脚はコンクリート製、橋自体も鉄骨で骨組みをつくりその上に板を貼り付けた代物でした。 安居橋を取り入れたマンホール 流れ橋 流れ橋と茶畑 石清水八幡宮から4,5kmほど歩いた先にある「流れ橋」に到着しました。 流れ橋 流れ橋はさきほどの安居橋とはちがい完全な木製の橋で、時代劇の撮影などにもしばしば使われているそうです。 流れ橋には手摺、柵はありません 何故かというと、川が氾濫すると橋板が流され、このロープで川面を漂い、水量が減ると引っ張りあげて元に戻す仕組みだからです。 対岸の茶畑 ここから城南宮にむかって10kmほど北へと歩きます。 久御山ジャンクション... Read More | Share it now!