石清水八幡宮から、城南宮のしだれ梅を見にゆく
【京都府・八幡市~京都市伏見区 2022.3.12】
石清水八幡宮のあとは、木津川をのぼって流れ橋を訪ね、そこから北へとあるいて京都市伏見区にある城南宮にしだれ梅を見にゆきます。
安居橋
石清水八幡宮(男山)の裏参道を下ってくると、この安居橋(あんごばし)の手前に出てきました。
この位置からみると歴史を感じさせる橋なのですが、階段をおりて川床から見上げると、橋脚はコンクリート製、橋自体も鉄骨で骨組みをつくりその上に板を貼り付けた代物でした。
流れ橋
石清水八幡宮から4,5kmほど歩いた先にある「流れ橋」に到着しました。
流れ橋はさきほどの安居橋とはちがい完全な木製の橋で、時代劇の撮影などにもしばしば使われているそうです。
何故かというと、川が氾濫すると橋板が流され、このロープで川面を漂い、水量が減ると引っ張りあげて元に戻す仕組みだからです。
ここから城南宮にむかって10kmほど北へと歩きます。
1時間半ほど歩いてやっと城南宮につきました。
まさにしだれ梅が見頃です。
それだけに人も多い。
ひときわすごい人込みなので何があるのかと見たら、落ち椿が散り、しだれ梅とコラボしています。
たしかに絵になる光景ですが、なんだかあやしい。
枯れた椿がまったくないのは見苦しいので片づけているとしても、落ち椿の花弁がすべて見る人の側に顔を向いているのは偶然ではないでしょう。
つくった感に囚われると感動が覚めてしまいます。
自然な方がずっときれい。
梅園とは道路を一本へだてて別の庭園があるのですが、こちらにはほとんど人がいません。
こちらもそこそこ見ごたえあります。
【アクセス】石清水八幡宮からずっと歩きました。
【拝観料】城南宮・梅園特別拝観料800円
【満足度】★★★☆☆