六甲山系の前衛峰・荒地山から東お多福山へ
【兵庫県・芦屋市 2024.7.3】
六甲山系は概して山肌が岩だらけの様相を呈していますが、そのなかでも芦屋市街から六甲山最高峰へ向かう途中で越えてゆく荒地山の奇岩、巨岩におおわれた道はもっとも顕著と言えるかもしれません。
ところが荒地山を越えそのまま最高峰をめざすのではなく、途中雨ヶ峠で右(東)に折れて東お多福山へ向かうと、これが六甲山系かと目をうたがうような穏やかな草原が眼前にひろがります。
本日大阪市の予想最高気温は34℃、奈良市は35℃、京都市は36℃、そんな中で神戸周辺だけは32℃。今日登る山として六甲山を選んだのは、もちろんこの予想最高気温も考慮にいれてのことです。
※夏の間神戸だけは最高気温がつねに大阪市より2~3℃低いのですが、兵庫県内でもさらに西の姫路市あたりになると大阪市と変わらず、また内陸に入ると京都市くらい暑くなります。
高座の滝
芦屋は関西では高級住宅地として知られていますが、いろいろと規制があるようで、阪急芦屋川駅から登山口までおよそ1㎞の間コンビニはおろか自販機すらありません。
山登りの際には飲食物の現地調達は考えない方が賢明です。
城山ルートを歩く
岩場をのぼり荒地山へ
雨ヶ峠へ
東お多福山
東お多福山登山口バス停へ
荒地山の岩場登りは結構ハードですが、要所ごとに迂回路も用意されているようですので自分の力量にあわせてルートを選んで登るならば、なかなか楽しい山登りを体験できます。
【アクセス】阪急芦屋川駅~(滝道)~高座の滝~(城山ルート)~岩梯子~荒地山~雨ヶ峠~東お多福山~東お多福山登山口バス停 → 阪急芦屋川駅 / 16000歩、4h30m(蒸し暑さがひどいので故意にゆっくり歩きました)
【満足度】★★★★☆