紅いツツジの咲き誇る大和葛城山にのぼる
【奈良県・御所市 2023.5.9】
一目百万本と称されるツツジが満開になった、大阪府と奈良県の境にそびえる大和葛城山を登りに行きます。
昨年の大晦日に登った際には、東の大阪側から上り西の奈良側へ下りましたが、今回は奈良側から往復します。ただ同じ道を往き来したのでは面白くないので、ロープウェイ登山口駅から入り、すぐに右の道をえらんで北尾根コースを上がり、下りは前回も使った、もっともメジャーなルートである櫛羅(くじら)ノ滝をかすめる道を下りてみます。
大和葛城山へと歩く
登山口駅にたどり着く直前にある、葛城天剣神社ですが、天照大神の孫だかを祀っているとの情報もあれば、昭和の時代に新興宗教の団体が建てた、神社として登録もされていない物件との情報もあります。
単純に、コンクリート造りで有りがた味は皆無です。
スタートしたJR御所駅から徒歩5分くらいのところに近鉄御所駅があり、そこからバスで15分くらいでこのロープウェイ登山口駅まで来られます。
さらにロープウェイを使うと、6分ほどで山頂近くまで運んでくれます。
全部歩くか、鉄道駅からの往復だけはバスを使うか、山の登りか下りの片道だけロープウェイに頼るか、楽しみ方はいろいろあります。
今日はGW明けの平日ですが、それでも山頂のツツジが見ごろということで、駐車場はほぼ満杯の状態です。
これが数日前のGWともなると、駐車場は入りきれず外で待機、ロープウェイに至っては2~3時間の待ちなんてことになります。
北尾根道をのぼる
大和葛城山は標高959mですが、登山口駅で標高300mあたりまで上がってきているので、それほど長い登りではありません。
ダイトレルートから自然研究路へ
北尾根道の途中から左(南)へ折れて、自然研究路を通って山頂をめざす予定でしたが、その道が閉鎖されていたため、いったんダイアモンドトレイルに合流して南進し、その途中から自然研究路に入ることにします。
山頂、ツツジ園
櫛羅ノ滝コースを下りる
山道として歩くには、北尾根道よりも下りにつかった櫛羅ノ滝道のほうがずっと楽しいです。
ただしGWの最中には、この登山道も一部渋滞になるほど人が激増します。
そもそも山頂のツツジの見頃はGW後ですから日程調整は可能なはずです。
帰りも御所駅まで歩きます。
往きは上りのため50分、帰りは下りで40分くらいです。
【アクセス】JR御所駅~登山口駅~北尾根道~ダイトレルート~自然研究路~山頂、ツツジ園~櫛羅ノ滝道~登山口駅~JR御所駅
【満足度】★★★★★