播磨は低山アルプスの宝庫・今日は加西アルプスを歩く

【兵庫県・加西市 2026.3.1】
低山 (ていざん) とはおよそ標高1,000m以下で、重装備をもたず山小屋に泊まることもなく一日で登って下りてこられる山のことを言います。
それでは大阪と奈良の県境にそびえる金剛山(1,125m)はどうかというと、微妙な標高の問題は置いといて初心者でもファミリーでも簡単な装備で気軽に登れるという意味で低山の範疇に入ります。(千早本道を雪のない時期に登ると想定しての話です)

大阪では市内にある「大阪七低山」が有名で、これだともっとも標高が高い昭和山で33m、もっとも低い天保山だと4mちょっと。これらの山々と金剛山をおなじ低山として一括りにされると、かつて息を切らして金剛山に登った方にはショックかもしれません。
そこで超低山という細目がつくられています。
規定は標高50m(あるいは100m)以下で、30分もあれば普段履き(健康サンダルも含む?)でも登れる山となります。

なぜこのようなことを長々と書いたかというと、今日歩きにゆく加西アルプス(その名のとおり兵庫県の加西市にある)はピークの善坊山が251m、笠松山が244m。それだけ聞いて、もしかして健康サンダルでも登れる?と侮ってはいけません。
金剛山の千早本道をのぼって (仮の)山頂である国見城址広場に達するよりもはるかに登りごたえはあります。

播磨下里駅から大手門登山口へ

北条鉄道・播磨下里駅はレトロな無人駅
駅そばにあった案内板より抜粋
JA近くの登山口から❶❷❸❹❺❼と歩きます
JA近くから善坊山(左手前)、笠松山(右の三角錐)をのぞむ
大手門登山口
南北朝時代に善坊山城がつくられここに大手門があったとか

善坊山

岩盤質の山肌にのこる踏み跡が登山道
敷石のように岩が露出している
巨岩もあります
おなじ場所から遠望する
左に笠松山の三角錐の峰がみえる
前方に善坊山のピーク
大手門登山口から山頂まで30分ほど
山頂は城の曲輪(おそらく本丸)があったゆえか広い平坦地。
しかも眺望良好

山全体が岩盤質ゆえ山頂にむかうほど鋭く尖ったピラミダスな山容がひろがっています。
それでいて見わたす山々の標高は2~300m程度の低山ばかり。播磨南部の山々の特徴ともいえます。
ところでこれらの峰々をアップダウンを繰り返しながら歩くため、個々の山の標高は200m台ではあるものの、今日一日あるく上での累積でいうなら500mは登って下ることになります。
ですから健康サンダルでは歩けません。

尾根を歩き、岩を登り、山景色を堪能する

この風景を眺めながら下ります。
知らない人に見せたら標高200mレベルとは誰も思わないでしょう。
右に見える三角錐が笠松山
登山道の先に見える三角錐が笠松山
笠松山の尖った峰が迫ってきました
が、その前に吊り橋をわたってこの岩場登り
岩場には鎖が設置されています。
登り切って振り返ると、後方の高い峰が善坊山

この岩場ですが、上から下まで鎖が付けられており、そもそも危険を感じるほどの急坂ではありません。
もし画像を見て「怖っ」と感じたならば、私の撮影が上手だったということで褒めてやってください。
写真には映っていませんが、私が撮影する横の方で小学校低学年の兄弟が大はしゃぎで登ってきて騒ぎまくっています。

笠松山

ここも岩だらけの坂を上がります
笠松山山頂付近からふり返る
山頂から南西 (姫路から岡山)方向をのぞむ
笠松山山頂は木立で視界が遮られるため展望台が設置されていました
急坂をくだります

下山

木立のなかを下る
笠松山(左)と鎖でのぼった岩場(右)

その岩場へ向かう手前でわたった吊り橋の真下を通りすぎると、あとは播磨下里駅へ、ここから40分ほどの道程です。

【アクセス】北条鉄道・播磨下里駅~大手門登山口~善坊山~吊り橋・岩場~笠松山~吊り橋の真下~播磨下里駅 / 13,000歩、2時間50分
【満足度】★★★★☆

山登り,兵庫

Posted by 山さん