瀬戸内海を眺めながら赤穂の雄鷹台山をあるく

【兵庫県・赤穂市 2024.12.24】
昨日は岡山県の倉敷へ所用で出向く必要があり、時間だけは余裕があるので<青春18きっぷ>をつかって往復しました。
ところでこの<青春18きっぷ>、いままでは期間中に都合のよい日に飛び飛びでつかえばよかったのですが、この冬からは連続して3日間(1万円)、または5日間(12050円)で使い切らねばなりません。
正直なところ使い勝手はまことに悪くなりました。
昨日大阪~倉敷の往復に7時間電車に乗りっぱなしだったその翌日、また往復6時間も8時間も電車に揺られ岐阜だの名古屋だのまで出向くのは、座席に坐っているだけとはいえ気分的に楽しくありません。

そんなわけで今日は往復4時間の、兵庫県の赤穂へ行くことにしました。
その赤穂市街の背後には雄鷹台山が横たわっています。瀬戸内海を眺めながら縦走する展望良好な山ながら通常の電車賃が往復5千円弱で躊躇していたものの「青春18きっぷの消化分」で行くのですから懐は痛くありません。
また雄鷹台山の標高は253m、最近体調を考えて低山どころかハイキングレベルの山歩きに専念しておりその点でも適した選択でしょう。

登山口

JR赤穂線の線路をわたる / 背後に後山、雄鷹台山
里山だけに味気ないですが、ここが登山口になります。
落葉に埋もれた坂道をのぼります
ずっと同じくらいの勾配でつづきます
あの鉄塔まで上がることになります
鉄塔付近から千種川越しに東方向をみる

後山

ここからは尾根道になります

尾根道を後山へと歩いていると、道のかたわらに車の残骸が放置されていました。
この画像だけ見ると車を運転してきて乗り捨てたように見えますが、道幅がひろく平坦なのはこのあたりごく一部で、ここまでの道は人が歩いてのぼる山道であって、車ましてや普通の自家用車が上がってこられる道はありません。
誰がここに車を捨てたのかもさることながら、何のためにどうやってここまで車を上げたのかが気になります。

土砂崩れでもあったのか荒々しい道
ふり返ると、こんな状態です。
坂越湾と瀬戸内海
歩くにしたがい展望がひらける / 後山の山頂付近

雄鷹台山

海風で木々が見事なまでに傾いている
このルートは超低山ながらアップダウンを繰り返し、
野趣に富んだ場所もおおく楽しめます
もっとも雄鷹台山の山頂は味も素っ気もない

下山、赤穂市街地へ

雄鷹台山からの下りは瀬戸内海がよく見えます
下前方に赤穂市街と瀬戸内海
風景を楽しみながら下ってゆくと、やがて赤穂の街へ

【アクセス】JR坂越駅~西山寺登山口~後山~雄鷹台山~大師堂登山口~JR播州赤穂駅 / 10,000歩、2時間20分
【満足度】★★★★☆