大楠山にのぼって相模湾越しに富士山のぞむ
【神奈川県・横須賀市 2025.1.9】
富士山がもっとも美しく見られるのは寒さが厳しくなる時期、12月から2月ということになります。
一昨年から新年早々に富士山を眺めるための登山を企画していますが、今年は神奈川県にやってきました。
今回のメインとなるのは箱根にもふくまれる金時山ですが、もうひとつ別の方角、異なる立地から眺められる場所として三浦半島に着目しました。
さてその三浦半島、選んだのはいいものの山らしい山がない。
いろいろ調べた結果、三浦半島の中では最高峰の大楠山なら山頂からは相模湾越しにさえぎるもののない富士山の全姿が望めるようなので、ここに決めました。
ところで大楠山ですが、三浦半島の最高峰とはいえ標高241m、山というよりは小丘といったほうが適しているみたいです。山登りとは言わずハイキングがてら富士山をのぞむ、と表現を変えましょうか。
大楠山へ

横須賀市街にある三笠公園そばの埠頭から幕末につくられた要塞・猿島へ渡る予定でしたが、強風のため船が休航。
ガックリ気落ちしてしまったので、気分転換のためにも大楠山登山口まで5kmを歩くことにしました。

市街地を20分ほどあるくと山里に入ります。そこからは標識にしたがって「阿部倉温泉」を目指します。
やがて【横浜横須賀道路】の下をくぐる隧道をぬけると、そこが登山口です。
ハイキング気分で登ります






山頂から富士山をのぞむ


はやくも下山



ひょっと右を見ると、富士山がクリアに見えました。
山頂から相模湾へくだる場合、芦名口コースと前田橋コースがありますが、(おそらく)芦名口コースでは富士山は見られないと思います。


【アクセス】三笠公園~(大楠山登山口バス停)~大楠山登山口~大楠山山頂~前田橋バス停
【満足度】★★★★☆