堂山は3時間ほどの歩きでも、ぞんぶんに登山を満喫できる

【滋賀県・大津市 2026.9.22】
たとえば関西在住で関西一円の低山を日帰り登山で楽しんでいる人ならば、「湖南アルプス」の名は知らなくても琵琶湖の南あたりにある山塊であろうと容易に想像はつくはずです。そのとおり、大津市の南東あたりに峰々があります。
さらに琵琶湖の南あたりにそびえる峰々であれば、たいそうな高峰があるはずもないのでおそらくは低山の連なりであろうと容易に推測できるはずです。そのとおり、最高峰の太神山たなかみやまで標高599m、きょう登る予定の堂山どうやまにいたっては標高384m。
それならばさぞかし楽ちんに登れるだろうと安易に判断したならば、それは大間違い。

先日テレビ番組(全国放送ではない?)で、北アルプスの標高3015mの名峰・立山に2450mの登山口からのぼる様子を紹介していましたが、はっきり言って384mの堂山の登攀はそれよりもずっと難易度は高いといえます。(空気が薄い、天気の急変があるなどの条件は考慮に入れません)
どれほどの難易度の高さなのか、とりあえず登ってみましょう。

登山口から堂山へ

現在湖南アルプス周辺は新名神高速道路の建設中(右)
アルプス登山口バス停近くから撮影
その新名神の下をくぐって登山口へむかう
しばらく林道をあるき並行する河原に下ります
つづいていかにも人の手でつくった飛び石橋をわたる
対岸に渡ると岩場登りがはじまります。
3点支持(両手両足のうち3点をつねに固定)で難なく登れます。
登ってきた岩場を振りかえる
岩場が終わると視界が開けます / 前方に堂山
右方向に視線を向けると、笹間ヶ岳?
案ずるまでもなく堂山山頂と思ったら – – –
この岩場登り
ここも3点支持で登れます。
山頂からは琵琶湖も見渡せる
さて、ここから。
岩峰のむこうに次の岩峰が待っている。

堂山から阿弥陀河原へ

この岩場を下ってきました。
逆ルートだと登ることになりますが、どちらが楽か?というより本人の好みでどうそ。
ここは登り。とうぜんのことで逆ルートならここを下る。
臆せず挑戦する人にとってはきっと楽しい?と思います。
岩場が続きます
むしろ岩の上り下りよりも、ゆるい坂道の方が上面の砂ですべるので要注意。
岩峰の上り下りを繰り返したので、ここは登ったのか下ったのか覚えていません。
岩峰の縦走が終わり振りかえる。
左端の峰が堂山。

この岩峰縦走ですが、岩はしっかり固定されており、登山者がそこそこ多いので足場が自然に削られて出来上がっています。それゆえ見た目ほど危険ではありません。
むしろ先にも書きましたが平凡な傾斜地は滑りやすく、
(わたしの登山靴は靴底がすり減ってそろそろ替え時ゆえ)大いに滑って冷や汗ものでした。

岩峰縦走が終わると、灌木の茂る山道あるき
獣道レベルからしっかりした山道へ

阿弥陀河原から下山口へ

いきなり阿弥陀河原に飛び出します
鎧堰堤(砂防ダム)により人工的につくられた河原です
ふたたび灌木のしげる渓流沿いの道へ
渡渉します
谷間の渓流沿いを歩く、これがまた良かった
幾度目かの渡渉を終えて、
スタート時にあるいた林道にもどる

体力的にも時間的にも余裕があったので、このあと回り道をして笹間ヶ岳にも登ろうかと思ったりもしたのですが、堂山登山が大変良くて大いに楽しめて。
年齢を重ねるにしたがい感動を受け入れる容量が小さくなってくるのか、すでに満足満喫状態になっているので笹間ヶ岳登山はつぎの楽しみに取っておくことにし、そのままバス停に向かいました。

【アクセス】アルプス登山口バス停~堂山~阿弥陀河原~鎧堰堤~迎不動~バス停 / 13000歩、3h10m
【満足度】★★★★★
【難易度・体力】★★☆☆☆
【難易度・技術】★★★★☆(登山初心者にとっての難易度であって熟練者にはそれほど難しくはありません)

山登り,滋賀

Posted by 山さん