迷ったときの六甲山、登山ルートはアレンジすれば山ほどある
【兵庫県・神戸市~芦屋市 2026.9.1】
暦は9月になりましたが、あいかわらず大阪周辺の最高気温は35度超え。
これでは暑くて出かける気にもなれないというときは、六甲山の北面の中腹、保養地でもあり避暑地でもある有馬温泉に目を向けるのも一手です。この日の最高気温を調べたところ、30度。これだけでもウラヤマシイですが、現地は緑が多く体感ではさらに涼しく感じます。
いままでにもたびたび書いてきましたが、六甲山という個体の山は存在せず宝塚市から神戸市の西端まで東西40kmほど峰々がつづく山系をまとめて六甲山と呼びます。
南面(瀬戸内海側)と北面(北摂側)からの登山口は50以上。どこの登山口からのぼってどこへ下るかだけでなく、各々の登山口から伸びる道が分岐し交差し合流しあうのですから歩くルートは文字どおり山ほどあります。
六甲山登山の楽しみのひとつが、このルートを自分でアレンジすること。
暑さを避けることを優先するのであれば、有馬温泉から稜線までを往復するのがベストです。登り口と下り口、分岐路それぞれを自分でアレンジすれば数十通りのルートができあがります。
有馬温泉にもどるつもりがないのであれば、たとえばこの日の私のスケジュールは朝ゆっくり大阪の自宅を出て10時過ぎに有馬温泉着、六甲の北面を登って南面をくだり、暑さのピークを過ぎたころに神戸・芦屋・西宮のどこかの市街地に着くように考えています。
登山ルートは – – – 楽しみは後に残しておくということで登りのルートについては有馬温泉に着くまでの車中で、下りについては稜線に向かって登りながら考えることにします。
有馬温泉~瑞宝寺公園~筆屋道

車中で登りのルートを考えました。
有馬温泉からまだ訪ねたことのない瑞宝寺公園を経由し、筆屋道をあるき、魚屋道に合流、六甲山最高峰(いわゆる山頂)を目指します。

左がバス停、周囲の建物はすべて温泉宿。

右の小道が公園へ

まだセミがうるさいほど鳴いていました


途中に渡渉箇所があったので渓流の石に腰かけて最初の休憩をとったところ、風が吹き抜けて涼しい!


魚屋道~六甲山最高峰

魚屋道(ととやみち)は瀬戸内の魚を有馬へ運ぶのに使われたのが名の由来ですが、このあたりは整備されすぎておりハイキングには良いですが、登山には物足りない?


山頂には日陰も少ないので人もあまりいません。むしろ一段下の広場には東屋もあり休憩には適しています。

肉眼では大阪湾と大阪~尼崎の街が見えますが、霞んでいるので画像ではよくわからないでしょうか?
魚屋道~雨ヶ峠~風吹岩

下りは七曲り(魚屋道の一部分)を下って雨ヶ峠から風吹岩へ、そこからロックガーデンを楽しんで高座ノ滝を見て阪急芦屋川駅にゴールします。






左の階段で上がれる


これから下る風吹岩から高座ノ滝までの岩だらけの道が通称「ロックガーデン」
初心者でも気を付けてゆっくり歩けば上り下りとも大丈夫。(ハイキングのつもりで来た人には厳しいかも)
一方高座ノ滝から荒地山への登山道は「ガーデン」などと呑気によべない岩の塊のようなところをよじ登ることになり、個人的にはオススメですが、身軽でない方にはどうなのでしょうか。
六甲山ビジネスセンターのHPでも推奨ルートとして扱っていません。
ロックガーデン~高座ノ滝~芦屋川駅





ところで芦屋市内の海岸(南)寄りから順に阪神、JR、阪急の3本の線路が走っています。
その阪急の路線より北の山側がいわゆる山の手の高級住宅街になります。
注意すべきは山の手にはコンビニはおろか自動販売機の1台とてありません。山の手とはいっても下町とくらべて暑いのに違いはなく、お屋敷を眺めながら歩いたとて喉の渇きが癒されるわけでもなく、アスファルトの坂道は急勾配で山道の何倍も脚が痛くなるし、私にとっては芦屋の山の手を下るのがこの日最大の難所?でした。
【アクセス】JRさくら夙川駅➡(西宮市さくらやまなみバス)➡有馬温泉・太閤橋~瑞宝寺公園~筆屋道~魚屋道~六甲山最高峰(931m)~七曲り(魚屋道)~雨ヶ峠~風吹岩~ロックガーデン~高座ノ滝~阪急芦屋川駅 / 23000歩、5h40m
【満足度】★★★★☆
【難易度・体力】★★★☆☆
【難易度・技術】★★☆☆☆






